私のチャレンジ日記

脳出血の後遺症で少しハンデがありますが、色々とチャレンジしていきたいです。

「今年で年賀状を卒業します」という決意

クリスマスが終わり、年末ムードが一気に高まってきました。
この時期になると、「大掃除」、「年越しそば」、そして「除夜の鐘」など「大晦日」特有の言葉を耳にします。
ちなみに、「大晦日」は、ご存知の通り、12月31日のことなのですが、他の月の末日は「晦日(みそか)」というらしいです。
なるほど!ですね。

この時期、多数の人が頭を悩ませる事の一つが年賀状ではないかと思います。
「書かなきゃ」という義務感に苛まれ、出さないと「どう思われるか」とか「無礼なのでは」など、外見(そとみ)ばかり気にして、自分の本音は、「書くのが面倒」「もう時代にそぐわないのでは」だったりします。
また、電子メールやラインの普及で、年賀状をわざわざ出す意義がないのではと思ったりもします。
(耳が痛いですが、これは自分のことです。笑)

年賀状の由来は、お世話になった人に年始に挨拶回りをしていたのが、後に年賀状に変わったらしいのです。
そう考えてみると、「年始回りの挨拶」の簡略が「年賀状」であるなら、今の「年賀状」は本来の目的から離れているような気がします。
単発で「感謝」のお礼を書くハガキは理解できるのですが。


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私は、年賀状用の印刷機は持っていなくて、ずっと手書きでした。
以前は、裏面のみ印刷された年賀ハガキを30枚ほど買っていましたが、私が脳出血で入院していた年は、もちろん書けませんでした。
その翌年は、私が出さなかった(正確には『出せなかった』)ので、私宛に届いた年賀状は、かなり減っていました。
「自分が出さなければ、年賀状交換が終わるのだな」と思いましたし、「それだけの関係だった」とも思いました。
私に年賀状をくれた人は、私が脳出血した事を知っていて、右手で文字が書けないこと」もよく知っている人達でした。
つまりは、仲のよい友人達がくれたもので、メールやラインで連絡し合う間柄なんです。
退院してからも2年は、私が送らなくても年賀状をくれていました。
その後は、私も左手で年賀状を書き始め、今年で3回目を書きました。

コンビニで裏面が印刷された年賀状を買い、表面に相手の住所・氏名、そして私の住所・氏名を書くのですが、いつしか、これって単なる『形式だけの挨拶状』じゃないか?!と思えてきたのです…
友人との交流は、メールやラインの方が、遥かに気持ちが伝わるし、修正も手軽なので、右手が不自由な私には、電子機器で通信する方がありがたく、便利なのです。

それに、今年で平成も最後となるし、干支も最後の『猪』です。
ちょうど節目でもあるし、「これを機に『年賀状』を卒業しよう」と思い立って、友人にその旨をメールしました。
こちらから年賀状を送らなければ交換が終わる関係とは違い、仲のよい友人だからこそ、キチンと年賀状の卒業を知らせたいと思いました。
『立つ鳥 跡を濁さす』という気持ちです…
まだ全員には連絡していませんが、「了解」の返信をくれた友人、「沈黙」のままの友人など、人それぞれ思うことがあるのでしょうね…

長い間「年賀状交換」をしてきたので、正直少し寂しい気もしますが、年末になると「年賀状を書かなきゃ、早く送らなきゃ」という義務感や呪縛から解き放たれたような気がします。
なので、来年の年末からは、他の事に時間が使えそうです。

また、「年賀状の卒業」は、高齢者には『終活』の一環でもあるようですが、親族の喪中ハガキで『死』を伝えるより、終活として、自ら年賀状の卒業を伝える方が潔いと思いました。


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私は今回、友人と親戚を混ぜて10枚を書きましたが、この世はホントに「右手社会」だと思いました。
ハガキは、左から住所・氏名を書くので、左手書きにはありがたいと思うのですが、文字自体は、右手に有利なようにできているなと実感しました。

例えば、漢数字の「一」でいえば、左から右に書きますよね。
そう書くと、筆圧が入りやすいし、文字がよく見えます。
同じように、これを左手で書くと、手が邪魔で、文字が見えにくいのです。
生まれつき左書きの方は、それが当然で、違和感がないと思います。
でも、私のように右書きだった者が、突如左書きとして「右手社会」を生きるのは、「自然に」とはいかず「努力」がつきものですね…
「右書き」を知っているだけに、歯がゆい気持ちが湧くこともあります。
もう、どうしようもないことは、愚痴っても嘆いても変わらないので、自分がそれに合わせていくしかないなと思っています。
でも、「年賀状の卒業」のように、自分の意志や勇気でどうにかなることは、やってみようと思いました。

もう、今年も残すところ4日ですね…
毎日を大切にしたいと思います。