私のチャレンジ日記

脳出血の後遺症で少しハンデがありますが、色々とチャレンジしていきたいです。

私が経験した『病』〜「子宮内膜症・卵巣がん」と「腸閉塞」〜

前回は、「大腿骨頭壊死」と「子宮粘膜下筋腫、内膜症」を患った事を書きました。
「粘膜下筋腫」は核出術で取り除けたのですが、卵巣の「内膜症」は、開腹でしか取り除けないため、出血のリスクがある私は、薬の服用で症状を抑えることになりました。
それは、低用量ピル「ルナベル」というもので、少量の女性ホルモンを配合しており、それを飲む事によって排卵を抑え、卵巣や子宮にできた病巣の活動を抑制するという効果が期待できます。
一般的にピルは、避妊目的と思われていますが、生理を伴う婦人病にも有効らしいのです。
この薬(低用量ピル)が使えるようになったのは、この頃(2008年頃? 詳しくはわかりません)らしく、(内膜症の)治療に使える事を多くの女性がずっと待ち望んでいたようでした。
それで、私も内膜症の治療に「ルナベル」を服用することになったのですが、そのお陰で生理出血や痛みがずいぶん緩和されました。
でも私には、血液の病気があるので、生理出血はマシになったけど、血小板の数値は低いままで、1万を切ることもあり、血液内科に入院することもありました。
「血液の病気」と「婦人病」は、どちらも「血液」という面では、切り離せない相互関係だったように思います。

そして、2013年の年明けすぐ、血液内科の定期検診があり、血小板が危険数値(5000ぐらい)だったので、受診したその足で入院する事になりました。
今までは治療に「ステロイド」を使う事がありましたが、その時、初めて「免疫抑制剤」という薬を服用する事になったのです。
その後、何とか(1万以上)退院できる数値になったけれど、血小板は相変わらず低い数値のままだったので、この薬は3ヶ月ぐらいで止めることになりました。

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私が特に言いたいことは、「免疫抑制剤」を使う際は、細心の注意をした方がよいということです。
「病気の種(私の場合、内膜症)」があると、薬で自分の免疫を下げることになるので、悪性になってしまう場合があるのです。
「ステロイド」の時もそうでしたが、強い薬には、その病気には効くけれど、他の病気になる可能性があります。
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その後、5月ぐらいに、生理出血が多くなり、腹部の膨満感や痛みが出てきたので、「今までと何かが違う」と思い、急いで婦人科受診をしました。
検査の結果は、「卵巣の内膜症」が「卵巣がん」になっていたのです…
ショックを通り越し、新たな試練が始まったという感じで、涙も出ませんでした。
「内膜症」の時は、「ルナベル」で結論を先延ばしにして、あわよくば更年期で生理がなくなるまで持ち込めたら…とささやかな期待を思っていたのですが、「がん」になったことでその期待は崩れてしまい、病院側は、すぐに手術体制へと進めていきました。

でも私は「がん」であることを受け入れることができなくて、代替医療や自然療法なども模索しました。
もう、堂々めぐりになって、自分ではわからなくなり、ヒーリングのセラピストさんにメールで悩みを打ち明けました。
セラピストさんからの返信は、厳しくも愛ある言葉で背中を押してもらい、ようやく私は「手術」に挑む決心がついたのでした。
(私より前に、セラピストさんご自身も、初期の「乳がん」を放射線治療で克服され、現在もお元気に活動されています。)

まずは、手術前に、血小板を増やすガンマーグロブリンの5日間点滴受け、そして手術中はずっと血小板輸血が行われたようです。
幸い、私は初期だったので、手術時間は3時間という短さだったようです。
そして、心配した手術による出血も、止血できたようで、ひとまず難関をクリアできたようでした。
でも、私の場合は、手術後に違う病気を併発してしまったのです。
「腸閉塞」でした。
「腸」が完全に動きを止めてしまうので、鼻からチューブを通して廃液し、その上、2週間の絶飲食を余儀なくされました…
治療のためとはいえ、2週間も「飲まず、食わず」で、これが一番辛かったです…
私の場合、過去に脾臓摘出で開腹手術をしていることや、内膜症で腹部が癒着していたことなどで、「腸閉塞」になったようでした。
術後、「ガス(おなら)」が出たら、腸が動いている証拠なので、「腸閉塞」になる心配がないようです。
そういえば、私は、まったくガスが出なかったですね…


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私は、自分が「卵巣がん」だった事を忘れるぐらい、「腸閉塞」の治療の方がメインになってしまい、またそのために退院もずいぶん遅れてしまいました。(約1ヶ月も伸びました)
そして、「卵巣がん」の術後は、抗がん剤投与もするらしいのですが、抗がん剤は、普通の人でも血小板を減らす作用があるらしく、私の場合は手術だけで終わりました。
そして、真夏の8月に退院したのです。(6月半ばに入院したので、入院期間は約2ヶ月ぐらい)
それが、2013年、平成25年、48才でした。

「婦人病」は、子宮全摘によって、長年の苦しみから開放されたのですが、私にはまだ「血液の病気」があり、今度はこちらで苦しむ事になりました。 
「婦人科」退院後、体調が優れず、足の鈍痛もあって眠れず、整体院や近くの病院の整形に行ったりしました。
整形で、「ここ数日、便が黒くて」と話すと、「血液検査をしましょう」と言われ、結果は「極度の貧血」だと判明し、「婦人科」と「血液内科」のかかりつけである大学病院へと、救急車で運ばれました。
そして、この日から、8ヶ月に及ぶ、私の長い入院生活が始まったのです。

とても長くなりました。続きをもう少し書いてみたいと思います。