私のチャレンジ日記

脳出血の後遺症で少し障害がありますが、色々とチャレンジしていきたいです。

「バランスをとる」って、すべてに言えるかも?と思ったこと

昨日は、私のリハビリの日で、いつもは室内ですが、初めて外出をしました。
行き先は、近くのコンビニATM
振り込みする用があったので、それを目的に、外出歩行のリハビリをお願いしました。
いつもは主人が店の前まで車で乗せてくれますが、今回は自分でウォーカー(歩行器)で歩いて行くことにしました。

車の往来を避けて裏道から行ったのですが、リハビリ先生の方が「こんな道があったの?!」とワクワク楽しげな様子でした。

道というのは平坦に見えますが、両端は、わずかに溝に傾斜しています。
それは、雨水がはけるようになっているのですが、私にとってはその傾斜が歩きにくいのです…
ウォーカーなので、ハンドルが溝の方にとられてしまうので、その点を注意しないといけません。
なので、やや中央よりに歩くことになるのですが、裏道なので殆んど車の往来を気にせず、コンビニまでの距離を歩くことが出来ました。


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私のように小脳にダメージがある場合、バランスが取り辛くて、何かに掴まって歩くことになります。
それが人であったり、ウォーカーなのですが、私は「この姿を人に見られたくない」という気持ちが強くて、ほとんど外出しませんでした。

でも、いつかはそれを乗り越えねばならない時が来るんですよね…
今の私は、身体的に体力・筋力がついてきているので、コンビニまでの片道15分弱の歩行は、いい運動になるのです。
ただ、「気持ち」の問題… これがずっと私のネックになっていました。

以前、主人と携帯電話ショップに入った途端に、店の「空気感」が変わったという事がありました。
ちょっと不自由なだけなのにな…と悲しくなりました。
また、ウォーカー姿の私を好奇な目でじっと見る人もいました。
お年寄りのシルバーカーはよく見かけるけど、私の年齢だと珍しいからだと思うのですが…

主人は機嫌がいい時は、「じっと見る人には『ピースサイン』でもしてみたら?」と笑わせてくれましたが、機嫌が悪い時は、じっと見る人をキッとにらんだりしました。
そんな色々な理由で、ウォーカーで歩くことは殆んどしませんでした。

でも、この3月にリハビリを卒業するので、「外出がイヤだな」とも言っていられなくなります。
少し勇気を出して、外の世界を体験していかねばと思っています。


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リハビリ先生とは、道中、楽しくおしゃべりしながら、そして、時には緊張しながら(車や道の傾斜)、往復約30分ぐらいを歩行しました。
寒いから、ほとんど人に出くわすことがなかったので、今回は良かったです。

そして、リハビリの後、私のケアマネさんを交えて3人で、今後について話し合いがありました。
私は、「ちょっとした外出をサポートして下さる人をお願いしたい」と希望を言いました。
ケアマネさんの話によると、「介護保険」では、家族と同居している場合は「ヘルパーさん」はダメだとか…

でも、私は「障害者手帳」を持っているので、「障害者」としてなら可能かも知れないから、市に問い合わせてみると言われました。
「介護」分野と「障害」分野って、また違うのかな…

私が「主人以外の介助者」を希望したのは、いつも主人に介助してもらうのが当然となってしまったら、「この人なしでは何もできなくなってしまう…」と思ったからです。

私は、主人と二人暮らしなので、今は主人は元気で頼れますが、未来はどうなるかはわかりません…
ただ未来の事を心配しているのではなくて、「独りでも大丈夫」という基盤を作りたかったからです。

「ペットロス」とか「空の巣症候群」とかの話を知人から聞いたことがあります。
ペットや家族にどっぷりハマってしまうと、突然いなくなった時、すっかり気力がなくなって抜け殻のようになってしまうようです。
それでは、自分の人生なのに、もったいないな…と思いました。

だから、頼るのは大事だけど、頼りすぎないことが大事だと思います…
何においても、「バランスをとる」って、大切だと思います。

私は小脳障害だから、立ったり、歩いたりは、まさに「バランス」が取れていないと出来ないことです。
それを身を持って経験しています。
そして、人間って、生まれながらに完璧にできているんだ…としみじみ思っています。