私のチャレンジ日記

脳出血の後遺症で少しハンデがありますが、色々とチャレンジしていきたいです。

アフターコロナ~診察後、初めての京都観光~

前回のブログでは、「定期検診に行ったこと」を書きました。
今回は、受診後のお楽しみとして、「京都観光」を「障害者目線」で体験したことを書いてみたいと思います。

 

「京都」といえば、有名な神社・仏閣が数多くあれど、今や外国人、他府県の人の「観光名所」となっていて、地元府民ほど観光したことがないものです。
私も施設そのものより人の多さに辟易し、健常な時でも京都市内の観光はほとんどしたことがありませんでした。
それに、障害を負ってからは必ず主人が一緒だし、私以上に「混雑嫌い」なので、「京都観光」なんて考えたこともありませんでしたね。^^;
だから、診察後はいつも、京都を抜けて自然が多い滋賀県の琵琶湖コースを選んでいたのです。

 

なのに、なんで今回初めての「京都観光」をしたのかと言うと、そう、コロナの影響なんです。
外国人の入国ができないこと、他府県からの観光拒否、京都府民限定という条件で開放している観光施設があるとニュースで報じられていたのです。
それは、世界遺産にもなっている「二条城」でした。
「二条城」といえば、歴史の教科書にあった「大政奉還」 が行われた場所で、長きに渡って政権を握っていた江戸幕府が、それを朝廷に返上すると宣言したことで有名です。
その「二条城」が、京都府民限定で公開されているとあって、混雑が苦手な主人と私にとってはラッキーとばかりに(笑)診察後に行ってみることにしたのです。

 

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ホントに人の姿はまばらでした。(20人ぐらい?)
たぶん、この季節なら例年、かなり混雑していたんでしょうね。

 

私が障害者になってから京都を観光するのは初めてで、どんな設備があるのか、その点がちょっと気がかりになっていました。
私は歩くのにバランス障害があるので、普段は歩行器を使っています。
歩行器は車輪が付いてるので平らな面では問題ないのですが、それ以外は困難なことが多いです。
今は、地面が平らな施設が多いのですが、こういう昔ながらの神社・仏閣の造りは、障害者には手ごわいですからね‥ 
案の定、「二条城」の周囲は全て「砂利」がひかれていました…(TT)
ですが、「電動車椅子」が無料で貸し出しされていて、私もそちらを使わせてもらうことにしました。

ただこの車椅子、自分が運転するのではなく、介助者なんですよね…
なので、主人に電動車椅子を押してもらうことになりました。
アシスト機能がある車椅子とはいえ、砂利道は負荷がかかって押しにくそうだし、乗ってる私にもかなり振動が伝わってきました。
いや~「足」って、いつもこんな衝撃を吸収してくれているんですね…
健常な時には、砂利道のことなんて全く気にしていませんでしたけど、この身体になって、「初めてわかる足のありがたさ」をひしひしと感じました。

 

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「電動車椅子」の私です。豪華な門構えに見入っている時に、主人がパチリと。
奥が「二の丸御殿」です。

 

「二の丸御殿」では、用意された室内用の車椅子に乗り換え、たくさんの広間を見学しました。(ここは撮影禁止です。)
どの部屋も、金箔貼りの豪華絢爛な障壁画がはめ込まれていたことから、当時、ここに通された来殿者に、徳川幕府の権力をアピールしていたようですね。
その中には「大政奉還」が行われた大広間もあって、人形でその時の様子が再現されていました。
大きな広間をイメージしていたんですが、意外とこじんまりしているなという印象でしたね。

 

私が一番興味が湧いたのは、廊下の「床」でした。^^
歩くたびに、「キュッキュ、キュッキュ」と音をたて、「まるでうちのインコのピーちゃんがいるみたい」と主人と笑っていたのですが、これが「鶯張り(うぐいすばり)」と呼ばれる床だったのです。
昔、テレビで見た時「おもしろそう」と思っていたのですが、「これがそうだったんだ」とパンフレットの説明書で分かったのです。
一説によると、「鶯張り」は、「忍び返し」とも呼ばれていて、侵入者を察知するための仕掛け、つまり現代で言えばセキュリティシステムだったみたいですね。
ですが、近年にわかったことは、「床の老朽化かも?」とも言われています。
どちらが定かであるかはわかりませんが、私としては、前者の方がロマンが感じられますね。^^

 

「鶯張り(うぐいすばり)」の床を歩くとこんな音がします。(この動画は「知恩院」です。)


鴬張りの廊下を歩く音【ASMR】/知恩院サウンドセラピー

 

「二の丸御殿」を出てからは、また電動車椅子に乗り換えて、砂利道を進みながら庭園を散策しました。
そこには、池があったり、芝生の庭もありましたが、主人に車椅子を押してもらっていることに気が引けて、あまり楽しめなかったですね‥
「前みたいに普通に歩けたらな‥」そんな、ないものねだりの感情がムクムクと湧いてきました。
「いかん、いかん、そんなことを感じるためにここへ来たんじゃない。こんな、またとない機会を楽しもうと観光に来たんじゃないか!」そう自分に言い聞かせました。

でも、ここへ来たのは、もしや私の単なる「自己満足」だったんだろうか…?
主人にとっては迷惑なことだったのでは…?
実は、「二の丸御殿」の見学中に、そんな風に思った出来事があったのです。

長くなりました。続きは次回に書いてみたいと思います。

 

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